福岡県内の「博多あまおう」生産量の3分の1を占めるJAいちご部会が10月28日、八女市のメモリアルホールいわ井で令和元年産いちご取引会議を開きました。
取引会議では、取引市場や部会役員、関係機関、JA職員など約50人が参加し、令和元年産の生産概況および販売方針についての報告と販売対策について協議しました。
各県で「博多あまおう」に対抗するオリジナル品種が導入される中、「博多あまおう」がイチゴのトップブランドとしての地位を堅持するため、数量・品質の安定とともに産地のイメージアップや販売促進活動の強化などの重点事項を確認しました。
平成30年度販売額は、過去最高の66億6,939万円(販売数量4,465t・販売単価1,494円/kg)を達成。元年度は66億9,765万円(販売数量4,465t・販売単価1,500円/kg)を目指します。そのため、例年以上に高品質な「博多あまおう」の安定供給に力を入れる考えです。
また、市場ごとに4班に分かれ、各市場と産地の意見交換を行った市場別販売対策会議では、最大需要期での供給量や海外輸出、運送費の課題等について話し合いました。
取引会議前には、取引市場関係者に生育状況を直に確認してもらい有利販売に繋げようとJA管内2カ所のほ場視察を行いました。
吉田幸雄部会長は「近年、需要になかなか供給量が追い付いていない状況が続いている。日々の栽培管理により高品質なイチゴの生産を心掛けるとともに、消費者のニーズに合わせて、市場への安定供給に努めたい」と話していました。