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筑後市の若手生産者が国家公務員の実地体験を受け入れ

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城戸さん(写真㊧)から花の品種や栽培方法について学ぶ研修生
城戸さん(写真㊧)から花の品種や栽培方法について学ぶ研修生

 筑後市は、6月17日から21日までの5日間、国家公務員の地方自治体実地体験(キャリア研修)を受け入れました。

 研修は、国家公務員の新規採用職員が地方自治体行政の現場を訪問し、地域住民や自治体職員と意見交換や実地体験を通して地域の実態を学び、今後の業務に役立てることを目的に開かれています。

 19日に行われた農業振興への取り組みに関する体験では、同市の花き生産者で、JA青年部員の城戸隆志・仁さん夫妻が研修生2人を受け入れました。外務省の磯貝茉莉衣さんと総務省の渡辺隼伍さんは、城戸さん夫妻からJA青年部活動や農業に対する思い、若手生産者の就農状況について話を聞きながら、意見を交換しました。またハウス内を見学し花の品種や栽培方法について学んだ後、収穫が終わったハウス内の片付け作業を体験しました。

 また同日には、研修生は同市の農事組合法人「ファーム島田」を訪れ田植え機に乗っての田植えを体験し、茶生産者で青年部員の永松優次さんの茶園では八女茶栽培について説明を受けました。

 受け入れた城戸隆志さんは「地域農業の生産基盤が弱体化していく中でも、若い生産者が頑張って農業に励んでいることを知ってもらいたかった。2人の今後の業務に役立ててもらえたらうれしい」と話していました。研修では2人は、農業の他にも図書館など同市の各現場を回り、学びました。


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