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深緑光る!「県境(けんざかい)きゅうり」出荷順調

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出荷前に県境きゅうりの品質を確かめる中島会長(写真㊧)と生産者
出荷前に県境きゅうりの品質を確かめる中島会長(写真㊧)と生産者

 JA夏秋きゅうり研究会で、6月12日から始まった令和元年産「県境きゅうり」の出荷が順調に続いています。19日には、ケース・袋合わせて約850㎏が広島、北九州の市場や全農ふくれんVFセンターなどに出荷されました。7月から連日集荷となり、8月から9月にかけて最盛期を迎えます。10月中旬まで、出荷量180tを目指します。

 「県境きゅうり」は立花町の中山間地で、昼夜の寒暖差を生かし、露地栽培で作られます。深緑のみずみずしい色と歯応えが魅力で、地元の学校給食でも使われるなど人気の夏野菜です。今年産は5月8日から定植が始まり、ここまで少雨などの天候に恵まれ順調に生育。実止まりが良く、太さも1本100ℊほどと手頃で高品質な仕上がりです。

 同研究会は、今年は13人が7品種のキュウリを作付けします。土地の標高や日照時間に考慮し、栽培する品種を毎年更新することで、病気に強い良質なキュウリを長期間収穫できます。また、5月、6月、7月と分けて定植することで、労働力の分散や長期間の出荷による有利販売に繋げています。

 この日、集荷に立ち合った中島次男会長は「露地栽培なので天候に左右されやすいが、品質はとても良い。水管理などの栽培管理を徹底して、旬で新鮮なキュウリを消費者に届けたい」と意気込みを話していました。


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