JAや八女地域の農業関係機関で構成する八女地域農業振興推進協議会は5月24日、JA本店で「第23回八女地域農業振興推進協議会総会」を開き、JAや行政、関係機関職員ら60人が参加しました。
八女地域の農業関係機関が一体となり、市町農業施策の円滑な推進を図るとともに、農業指導の一元化を図り、新しい時代を展望した個性的で多様な地域農業を振興しようと開いた総会では、平成30年度の各専門部会活動報告として、策定初年度となった「第5次八女広域農業振興計画」の重点項目である「生産力の強化による農業所得の増大」「八女地域農産物の販売・消費の拡大」「意欲ある担い手の育成・確保」「魅力ある地域農業・農村づくりの推進」の4つの事項を中心に各専門部会が取り組んだことが報告されました。
また、30年度の事業報告、収支決算書、令和元年度の事業計画、収支予算案など全5号議案を協議し、全て承認しました。
会長の鵜木髙春JA組合長は「近年の農業を取り巻く情勢は大きく変化しており、担い手の減少や農産物の価格低迷など多くの課題が浮き彫りとなっている。これらの課題を解決すべく『第5次八女広域農業振興計画』に基づき各関係機関と連携を強化し、地域農業の振興に取り組んでいく」と力強く話しました。