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筑後CE新2号基完成でさらなる機能向上へ

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竣工式で施設の発展を祈願する鵜木JA組合長
竣工式で施設の発展を祈願する鵜木JA組合長

 JAで、3月15日、筑後カントリーエレベーター(CE)新2号基が完成しました。現在の施設を機能向上し、高温耐性品種の導入や、消費者から要望の強い特別栽培米や新規需要米への作付け転換に対応することで、農業者の所得増大や農業生産の拡大を目指します。

 同CE2号基は、1989年に稼働を開始しました。従来からの米麦作りの変化に対応した施設整備が必要となり、福岡県や筑後市などの協力を得て「平成29年度強い農業づくり交付金事業」にて、昨年7月から機能向上工事に着手しました。

 新2号基では、比重選別機を導入し選別の精度が向上することによって高品質な麦ができます。

 また、最新の大型循環式乾燥機を導入することで処理能力が向上するとともに、小型乾燥機の導入で試験栽培品種、特別栽培品種、新規需要米などの少量荷受にも対応が可能になります。

 さらに、米の紙袋出荷量増加に伴い、ロボットパレタイザを導入することで、自動化により作業効率が向上します。

 3月31日に開かれた竣工式には、JA・行政・施工関係者ら約60人が出席しました。施主あいさつで、鵜木髙春JA組合長は「筑後市は県内でも有数の米麦生産地だ。新2号基の完成で、今まで以上に消費者が求める、安全安心で高品質な米麦を安定供給していきたい」と話していました。今後は、1号基の機能向上工事も予定されています。


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