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JAたけのこ部会は、3月5日、平成31年産タケノコの取引会議を開きました。タケノコの出荷が本格化する今後、生産現場と市場が密に連携をとることで、有利販売を展開。生産者の所得増大に努めることを確認しました。
会議には、部会員とJA職員、市場関係者ら32人が出席しました。JA担当職員が、今年産タケノコの生育状況および販売状況について説明。今年産は、夏場の少雨の影響で例年に比べL・2Lサイズの販売が少なく、1㎏平均単価が前年を割っていますが、品質は良好。同部会でも、現地講習会の実施や伐竹作業の徹底など生産管理を小まめにし、裏年の中でも安定した生産量確保に努めています。また、今年産の傾向として出荷のピークが前進化し早めに終わることから、生産地と市場の情報交換を密にし、販売時期を逃さないことや単価の向上に努めることを確認しました。
同部会は、八女市立花地区を中心に、中山間地の恵まれた地形を生かし、日本一のタケノコ生産量を誇ります。今年産は部会員約600人で、集荷量約1,500t、販売高約3億円を目指します。
古庄孝重部会長は「いよいよ本格的にタケノコが出荷される。生産現場の状況をしっかり市場に繋ぎ、計画的な販売で、所得増大を目指していこう」と呼びかけていました。