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八女市立花町の立花ワイン株式会社で、2月21日から「梅ワイン」の販売が始まりました。九州有数の梅産地である同町で生産者が収穫、JAに集荷された梅だけを使用しました。同町では、2月23日から「第30回記念夢たちばな観梅会」が開かれており、連日各地から花見客が訪れています。同社では観梅会に合わせて販売を開始。会場に試飲・販売ブースを設置しPRします。試飲した花見客も「あっさりしていて飲みやすい」「梅酒とは違ったおいしさがある」などと好評です。
梅ワインは、1本500mlで1,340円。アルコール度数は6%。梅そのものを発酵しアルコールを作るので、さっぱりした味わいで梅本来の風味や香りも楽しめます。冷やして飲むことでより口当たりが良くなります。2,500本瓶詰めされ、現在は「道の駅たちばな」や、JA直売所「よらん野」、Aコープ各店舗で販売されています。工場に併設した直売所やホームページでの購入も可能です。
ワインは、収穫した梅の実をつぶし、タンクの中で約1カ月発酵させます。その後、種や果肉、にごりなどを取り除きながら、ろ過を4~5回繰り返します。発酵が始まってから瓶詰めまで、全ての工程に約2カ月かかります。
地元の農産物を使用した季節のワインを多種製造・販売している同社。牛嶋竜也工場長は「今年は例年と比べて暑いので、あっさりした味のワインが人気だ。梅ワインもこれからの季節にぴったりの味だと思う」と話しています。
問い合わせは立花ワイン株式会社。八女市立花町兼松726。電話0943(37)1081、FAX0943(37)1610まで。定休日は火曜日。ワインは直売所で試飲も可能。ワイン工場の見学も受け付けています(要予約)。