九州有数の梅の産地、八女市立花町の谷川梅林で、2月23日から「第30回記念夢たちばな観梅会」(主催:夢たちばな観梅会実行委員会)が始まりました。見頃を迎えた梅の花を見ようと、連日各地から花見客が訪れています。
谷川梅林一帯は、九州の梅の三名園の一つとされています。地元梅生産者の協力で開放された、約80haの広大でなだらかな園地には白梅約3万本が広がります。関係者によると、今年は暖冬の影響で開花が例年より早まり、現在では大梅が見頃、小梅が見頃をやや過ぎた状態です。24日には、来場者は梅の小路での散策や記念撮影など、この時期にしか見ることのできない風景を楽しんでいました。
会場では八女茶キウイフルーツなどの農産物や特産品を販売。さらに、梅林横のワインセラートンネル内では、約3千本の竹あかりが灯される「竹あかり幻想の世界&男ノ子焼特別展」が開かれています。3月2、3日にはイベント広場で、ミニライブやヒップホップダンスも開かれる予定。開催期間は3月3日までで、約3万人の来場者を見込みます。
