筑後市とJA筑後地区センターで構成する筑後市地産地消推進協議会は、2月20日、市内13の小・中学校児童にイチゴ「博多あまおう」を提供しました。
同協議会は、将来の消費者となる子どもたちに地元農産物に親しんでもらおうと、毎月「ちっごの日」と称して旬の農産物を学校給食として提供しています。平成17年から取り組みを進めており、市内で採れた新鮮な野菜(ナス・トマト)や果物(ブドウ・梨)などを子どもたちは毎月おいしく食べています。
20日には、JAと市職員、イチゴ生産者2人が筑後市立羽犬塚小学校を訪問。3年1組の児童28人に向かって「博多あまおう」の魅力を紹介しました。
JA園芸指導課の職員が、筑後市では生産者84人が約20haで「博多あまおう」を栽培していることや、イチゴは栄養価が高く健康に良いことなどを説明しました。また、青年部員でイチゴ生産者の鵜木誠さんと、山城勝敏さんが「一粒のイチゴにどのくらいの数の種が入っているでしょうか」と聞くと、児童たちは実物を手にして熱心に確認しながら、イチゴに親しんでいました。児童からは「イチゴは全部で何種類くらいあるんですか」などの質問が挙がっていました。
イチゴを頬張った下川鈴乃さん(9)は「おじいちゃんが栽培していて、イチゴは大好きです。毎日食べたいくらい」と笑顔で話していました。
