ガーベラの出荷最盛期を控え、広川町のJAガーベラパッキングセンター内に設置したガーベラ直売コーナーが人気を呼んでいます。
花の長さが足りないものや茎が若干曲がったものなど、市場へ出荷できないガーベラを、年間通して1本20円(税込)で無人販売しています。
同町は西日本一のガーベラ生産量を誇ります。直売コーナーには、生産者が持ち込んだ新鮮で色とりどりのガーベラ約80種類が並びます。JA花き課の担当職員によると、JA花き部会広川ガーベラ部が取り組む販促活動によって認知度が高まり、口コミなどで遠方から訪れる消費者も多いそうです。
購入から長期間飾れる日持ちの良さや、価格の安さ、色が豊富で選べる楽しさも人気の要因です。消費者が新鮮なガーベラを購入できるよう、JA職員や同センター選花員が小まめに花に水を与え管理しています。
JA担当職員は「消費者に花のある豊かな生活を送ってもらおうと直売コーナーを設置している。色や形を自由に選んでもらって、大切な人に贈ったり家に飾ったりして楽しんでほしい」と話していました。
営業時間は午前9時から午後3時で店休日は毎週木、日曜日となっています。同部では、卒業・入学式シーズンの3~4月に出荷最盛期を迎えます。年間で約530万本の出荷を見込みます。