八女市立花町の立花ワイン株式会社で、12月21日、ブルーベリーワインが約2,000本瓶詰めされました。
八女市星野村の中山間地で収穫されたブルーベリーを使用した、香る風味とさっぱりした甘さが魅力。同社が販売するワインの中でも人気の高い商品の一つです。500mlで1,340円。アルコール度数は6%。冷蔵後に出荷され、JA直売所「よらん野」やAコープ各店舗で随時販売されます。工場に併設した直売所やホームページでの購入も可能です。
瓶詰めを担当した同社の牛嶋竜也工場長は「今年は例年よりも果実の赤みが強く、より口当たりの良いさっぱりした味に仕上がっている」と太鼓判を押します。
ワインは、収穫したブルーベリーの実をつぶし、タンクの中で約1カ月発酵させます。その後、種や果肉、にごりなどを取り除きながら、ろ過を4~5回繰り返します。発酵が始まってから瓶詰めまで、全ての工程に約2カ月かかります。ブルーベリーは他の果樹より発酵しにくいため、酵母を多めに入れるなど工夫して、上質な味わいのワインに仕上げます。
牛嶋工場長は「ブルーベリーワインの魅力は、飲みやすさと色の鮮やかさ。クリスマスや年末年始など、家族みんなで飲んで楽しんで欲しい」と話していました。
問い合わせは立花ワイン株式会社。八女市立花町兼松726。電話0943(37)1081、FAX0943(37)1610まで。定休日は火曜日。
同社は、他にも地元産の農産物を使った季節のワインを製造しており、2月に立花町で開かれる「観梅会」に合わせて梅ワインの製造・販売も予定しています。ワインは直売所で試飲も可能。ワイン工場の見学もできます(要予約)。