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全国の茶生産者が手もみ技術競う

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若手茶生産者が一堂に会し手もみ技術を競い合った大会
若手茶生産者が一堂に会し手もみ技術を競い合った大会

 JAや福岡県、八女市などで構成する「第26回全国手もみ茶振興大会福岡大会実行委員会」は、11月14日、八女市立花町の立花体育館で「第22回全国手もみ製茶技術競技大会」を開きました。静岡県や鹿児島県など、日本全国から若手茶生産者が一堂に会し、伝統的な製茶方法である手もみ技術を競い合いました。

 大会は、茶業の後継者育成や手もみ技術の継承・向上、「福岡の八女茶」及び国内茶業の発展に寄与することを目的に開かれました。

 大会には、31チーム93人(1チーム3人)が出場。福岡県からは、今年4月に同会場で開かれた「第35回八女茶手もみ競技大会」で優秀な成績を収めた若手茶生産者4チーム12人が出場しました。

 競技者は、焙炉(ほいろ)と呼ばれる製茶台を囲み、約5時間かけて下揉み・上揉みなどの手もみ作業に奮闘し、製茶の基本である手もみの技術を競い合いました。茶の外観・香気・水色・滋味などの品質や茶葉の仕上がり具合を審査員が基準に沿って厳正に審査しました。

 また会場には、平成27年12月に茶としては全国で初めて国の地理的表示保護制度(GI)に認証された「八女伝統本玉露」の試飲販売もありました。全国茶品評会の「玉露の部」で、18年連続で産地賞を受賞している同茶種を始め、「福岡の八女茶」をPRし、盛況でした。

 大会事務局を務めた、八女普及指導センター果樹特産課の金丸隆特産係長は「全国の茶業生産振興はもちろん、JA管内が高級茶産地であることを手もみで表し、全国にPRしていきたい」と話していました。

 大会結果は以下の通り。最優秀賞:和束茶手揉技術保存会(京都)、優秀賞:白川茶手もみ保存会(新潟)、優良賞:埼玉B(埼玉)・福岡県八女茶手もみ技術研究会C(福岡)


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