将来の進路を決める際に生かすとともに、労働の意義や厳しさ、尊さを学ぼうと、八女郡広川町の広川町立広川中学校2年生7人が8月23日、24日の2日間、JA広川地区センターやJA直売所などで業務を体験しました。
地区センターの集荷場では、シャインマスカットの梱包作業を体験。作業の中でJA職員の指導の下、果粒の大きさや揃い、房型、着色などを確認し、品質に応じて箱に「赤秀」や「青秀」などの等級スタンプを押しました。
また直売所では、梨のフルーツキャップ付けを体験した他、販売する商品の陳列作業も体験しました。
この職場体験は、地元企業などの業務内容を学んで視野を広げ、将来の職業選択に参考にする為の職業観を、前向きに育てるため毎年行われているもので、JAは毎年生徒を受け入れています。
業務を体験した濱嵜直斗くんは「ブドウの品質を見分けるのが難しかった。いろんな業務を体験させてもらったのでとても良い経験になった。今回の体験は、将来、仕事を決めるときの参考にしたい」と話していました。