JA青年部筑後地区羽犬塚・北部支部と筑後支部は7月26日、今月に発生した「平成30年7月豪雨」の復興支援活動の一環として、地元農産物を使ったアイスキャンディー「ちくご愛す」と青年部が作るTシャツの販売売上金の一部を、筑後市から日本赤十字社を通じて被災地へ送りました。
「『愛す』が繋げる笑顔の輪」と題したこのプロジェクトは、被災した地域や住民を青年部の農産物で元気にしたいという思いで企画。また、「災害の記憶を風化させてはいけない」という思いも込められています。
筑後市役所で開かれた贈呈式には、青年部筑後地区の井上重盛部長、角亮一副部長、中富章弘支部長、油小路隆敏副支部長が出席。売上金の一部10万円を西田正治筑後市長へ贈呈しました。
「ちくご愛す」は、同地区青年部が地元農産物をPRしようと、同市6次産業化推進協議会の協力のもと企画・制作し平成26年に完成。地域のイベントやJA直売所などで販売されており、果実をそのまま凍らせたようなみずみずしい味が好評の商品です。
Tシャツも青年部が作成。ロゴのデザインを毎年一新し、JA筑後地区センターなどで販売しています。
青年部同地区では、これまでも、近年地震や豪雨などで被害のあった被災地に「ちくご愛す」の売上金の一部を義援金として贈っています。
井上部長は「青年部盟友の活動を少しでも知ってもらい、被災地の復興に役立ててもらえれば光栄だ」と話していました。