5月の出荷最盛期を間近に控え、JAなす部会は5月8日、八女市で「平成30年産夏秋ナス取引会議」を開きました。今年産の生産概況や販売計画について意見を交換。販売数量330t、販売高1億1千5百万円を目指し、生産者・市場関係者が一体となって、高品質な夏秋ナスの生産・販売に努めることを確認しました。
部会員や取引先市場、JA担当職員ら約40人が出席しました。
今年産は、4月の定植後に好天が続き、平均気温が高めに推移したため活着も良く生育は順調。4月27日に初出荷を迎えました。
会議では、生産計画の重点事項として、栽培記帳の徹底と生産工程管理(GAP)の記帳記録などのよる安全安心なナス作りの推進や、単為結果性新品種「PC筑陽」の栽培管理技術の確立などについて話し合いました。
また、販売方針として、生産者の収入を安定させ、健全な農家経営と生産基盤維持につなげるため、生産者の選果選別の徹底や試食宣伝会による販売支援など、重点項目を確認しました。
さらに、市場関係者から、今年産の市場別販売戦略や産地に対する要望なども出され、活発に意見が交換されました。