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強盗などの犯罪が増える傾向にある年末年始に向け、防犯意識を高めようとＪＡは１２月８日、ＪＡ本店で防犯訓練を行いました。講師に福岡県八女警察署生活安全課の署員を迎え、金融事件に関する講義と強盗模擬訓練を通して、ニセ電話詐欺の巧妙化する手口や金融機関の対処法について学びました。
模擬訓練では、ＪＡ本店金融課窓口で強盗事件が発生したとの想定で実施。犯人役２人が入口から店内へ押し入り窓口カウンターの上に乗って、大声で「バッグに金をつめろ」と窓口職員を脅迫。ＪＡ職員は、犯人の要求を聞きながら非常通報ボタンを押す、犯人の特徴を覚える、犯人を追いかけるといったそれぞれの役割に応じて行動しました。
署員は「実際の犯行では、もっと驚くと思う。訓練を教訓に万が一、事件が発生した時に適切に対処できるよう、普段から緊急通報ボタンを押す係、犯人の特徴を記録する係などの役割を再度確認して、日ごろからの防犯意識を高めてほしい」と話していました。
模擬訓練の後、カラーボールの投てき訓練も実施。署員から「確実に割れ、犯人に塗料が付くように犯人の足元めがけて投げるように」との指導を受けました。
