JA茶業部会筑後支部(角道登支部長)が4月13日、「福岡の八女茶」をPRしようと筑後市の茶園に地元の園児たちやFコープ組合員を招き、新茶の手摘み体験を開きました。
県下で一番早い八女茶の収穫となったこの体験には、約60人の子どもたちや組合員が参加。参加者は手かごを持って、みずみずしく艶のある緑色に育った新芽を手で丁寧に摘み取り、新茶の収穫を楽しみました。
収穫したのは早生品種の「さえみどり」で、約40kgの茶葉を収穫。茶葉は荒茶に加工され、16日の初入札会に上場します。また、摘み取った新茶は素揚げし、茶葉が柔らかい新茶のシーズンでしか味わえない天ぷらにして振る舞われました。
初めて食べた児童は「甘くてお茶の味がして、とてもおいしかった。」と笑顔で話していました。
角支部長は「平成30年産は、冬期の冷え込みのおかげで芽が引き締まった高品質な茶葉に仕上がっているようだ。これから新茶のシーズンを迎えるが非常に期待している」と話していました。