ガーベラの出荷ピークを控え、八女郡広川町では、ＪＡガーベラパッキングセンター内に設置した無人販売の「ガーベラ直売コーナー」が人気を呼んでいます。
消費者に花のある豊かな生活を送ってもらおうと設置された直売コーナー。花の長さが足りないものや若干茎が曲がったものなど、市場へ出荷できないガーベラを年間通して１本20円で提供します。
生産者が出荷したばかりの色とりどりのガーベラを低価格で購入できるとあって、消費者からも「色が豊富で選ぶのが楽しい」「日持ちが良い」と好評です。
西日本一のガーベラ生産量を誇る同町では、卒業・入学式シーズンの３～４月に出荷ピークを迎えます。ＪＡ花き部会広川ガーベラ部では、部員９人で約３・３ha作付け。１６０種類もの品種を年間で約８００万本出荷します。
ＪＡ担当職員は「好みの色や形のガーベラを自由に選びながら買えるのがこのコーナーの魅力。部屋に飾ったりプレゼントしたりして、地元産のガーベラに親しんでほしい」と話していました。
営業時間は午前９時から午後３時で店休日は毎週木、日曜日となっています。