JAプリンセスマム部会で、スプレー・ピンポンマムの出荷が順調です。9月から4月頃をピークに、周年栽培されています。部会員40人で出荷量年間520万本、販売高3億1200万円を見込みます。
スプレー・ピンポンマムは、一般的には葬儀需要が主ですが、ピンポン系やアナスタシア系、オペラ系はその華やかな色をした花びらから、ブライダル関係やフラワーアレンジメントとして使われることも多いです。
この日は集荷場にスプレー・ピンポンマム約400箱が持ち込まれ、関西を主に、全国の市場に出荷されました。
ピンポンマムは花つきが繊細なため、部会では、花保ちに気をつけ、花が散らないようネットで包んで出荷しています。
また、花の優雅さやかわいらしさを活かしたピンポンマム商材の開発など、新たな需要獲得に向け、積極的に販促活動に取り組んでいます。
JA担当職員は「同部会の強みは、30~40代の若い世代が中心となってスプレー・ピンポンマムを栽培していること。品種や色も豊富なので、日常のいろんな場面で花を楽しんでほしい」と話していました。