JAの営農指導部TACが、10月20日、平成29年度TACパワーアップ大会にてJA表彰(全農会長賞)を受賞し、JA本店で日本農民新聞の取材を受けました。
TAC創設の背景や目的、活動内容、担い手への支援成果などについて取材を受けました。
当JAから久保薫組合長、TAC担当者など計5人が取材に応じた。
当JAでは、担い手へ訪問活動を重ねJAにつなぎ、情報提供や連携して個別課題の解決支援などを行いながら担い手の満足度向上や信頼関係を深めていくことを目的として、平成25年に2人のTACを設置しました。
現在、TACは3人体制。土地利用型法人や茶生産法人、新規就農者などの担い手を担当し、JA各部門と連携を取りながら支援活動を行っています。
支援成果としては、①JA独自事業の農業生産基盤強化支援事業の活用支援②「農家手取り最大化」「法人を核とした野菜振興事業」の活用により関連部署や県域担い手サポートセンターと連携した法人経営支援③法人組織化支援および法人経営安定化支援④新規就農者の就農支援⑤未共販者のJAとの関わり強化―などが挙げられます。
取材で、久保組合長は「合併により、以前より組合員とJAの距離が遠くなった。組合員の声を聞き、JAに届けるTACは重要な役割を担っている」と話していました。
TACでは今後、より担い手に寄り添った運営プランの活用や、JA各部門との連携強化、新規就農者が地域に根づき、安定した農業を営むための生活環境の整備など、地域の活性化に向けた行政機関との連携なども提案していきます。