JA青年部筑後地区と筑後市農業後継者対策協議会は、9月24日、農業の必要性や大切さを理解してもらおうと、Fコープ会員の親子26人を招き、消費者交流会「稲刈り体験」を、筑後市の實本太さんの田んぼで行いました。親子は6月に同じ場所で田植えを体験しており、今回の収穫に至りました。
体験に先立ち、青年部筑後地区部長の河原努さんが、親子に向けて「今日は農家にとって一番うれしい日。その喜びを一緒に分かち合うことで、少しでも農業に興味を持ってもらえたらありがたい」とあいさつをしました。
体験では、参加者は横一列に並び、順調に育った稲の根元を片手で握り、その下に鎌を当て手刈りしました。大人も子どもも汗だくになりながら約30分間の稲刈りを楽しみました。
その後、子どもたちは實本さんが操作するコンバインに一緒に乗り、機械による稲刈りも体験しました。
稲刈り体験の後、参加者はJA筑後地区センターに移動し、筑後市農産物の紹介を受けました。また、昼食交流会では、青年部員らとだご汁を一緒に食べ、青年部が発案したアイスキャンデーの試食で交流を深めました。
参加者は「たくさんの稲を刈れてとても楽しかった。おいしいご飯を早く食べたい。」と笑顔で話していました。