将来の進路を決める際に生かすとともに、労働の意義や厳しさ、尊さを学ぼうと、広川町の広川町立広川中学校2年生8人が8月23~25日の3日間、JA広川地区センターやJA農産物直売所「どろや」などで業務を体験しました。
地区センターの集荷場では、種なし巨峰の梱包作業を体験。品物が傷つかないように段ボールなどの緩衝材を使いながら、一箱ずつ丁寧に、箱に詰めていきました。
また「どろや」では、梨のフルーツキャップ付けを体験した他、広川SAの店頭で、販売する商品の陳列作業も体験しました。
この職場体験は、地元企業などの業務内容を学んで視野を広げ、将来の職業選択の参考になる前向きな職業観を育てるために毎年行われているもので、JAは毎年生徒を受け入れています。
種なし巨峰の梱包作業を体験した井上琴葉さん(14)は「普段食べているブドウが、こんな風に箱詰めされているなんて知らなかった。この職場体験を、将来進路を決める際の参考にしたい」と話していました。