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色鮮やかスモモ初出荷

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真っ赤に色付いたスモモ「大石早生」を手にする井手部会長
真っ赤に色付いたスモモ「大石早生」を手にする井手部会長

 JAすもも部会で5月29日、2017年産スモモの出荷が始まりました。品種は、部会の主力品種「大石早生」。この日はスモモ9・6㎏を、黒木町のJA黒木選果場から関西方面の市場へ初出荷しました。

 開花中の長雨の影響で出荷量は少なくなったものの、品質は例年に比べ非常に良好。早めの病害虫防除やハウス内を換気し徹底した温度・湿度管理に取り組んだことで、病害虫の被害も少なく、色鮮やかで糖度の高いスモモに仕上がっています。

 色づきが良いと酸味が少なくなり、より甘く感じるスモモ。部会では、食味を重視し、色づき具合を厳正に確認しながら適熟収穫に取り組んでいます。また、安全・安心なスモモを消費者に届けようと、GAP(農業生産工程管理)を徹底し、栽培管理強化に努めています。

 複数の品種をハウス・露地に作付けすることで、3カ月という長期間にわたり安定した出荷を行う部会では、6月上旬から露地物の「大石早生」の出荷が開始。その後、果肉が赤い「ソルダム」が6月中旬から、生産が難しく希少価値の高い「貴陽」が6月下旬、果実全体が赤い「太陽」が7月下旬と出荷が続きます。井手新次郎部会長ら59人で、8月下旬までに生産量120tを見込んでいます。

 出荷した井手部会長は「今後は、ハウス栽培などの施設化を図ることで安定した収量を確保しつつ、品質管理にも力を入れながら有利販売につなげていきたい」と抱負を語っていました。


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