JA茶業部会は12月20日、福岡県の小川洋知事を表敬訪問し、第70回全国茶品評会の受賞結果を報告し「福岡の八女茶」を贈りました。
同品評会の玉露の部で、八女市星野村の宮原義昭さんが最高賞の農林水産大臣賞を受賞。また、八女市は、上位に多数入賞したことが評価され産地賞を受賞しました。
贈呈式には、宮原義昭さんと妻の幸子さんをはじめ、JAの鵜木髙春副組合長、JA茶業部会の斉藤元部会長、野中敏光・中村善徳両副部会長が出席しました。受賞報告をした後、宮原さんが作った伝統本玉露を贈呈。また、鵜木副組合長が全国茶品評会出品茶の「福岡の八女茶」を小川知事に手渡しました。
受賞者の報告を受け、小川知事は「茶生産者の皆さんの日頃の熱心な栽培管理の賜物であると思う。敬意を表したい」とたたえました。
宮原さんは「今年は、霜による影響がなく、高品質な玉露ができた。多くの方に飲んでもらいたい。そして、今後も高品質な八女茶を作っていきたい」と喜びを語っていました。
同品評会で、受賞した玉露は、過去最高の1㌔60万円で落札されました。