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農林水産大臣賞を井手研治さんが受賞

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農林水産大臣賞に輝いた(有)井手製茶工場の皆さん(左から井手研治さん、妻の久美子さん、山下さん、田島さん、中島里美さん)
農林水産大臣賞に輝いた(有)井手製茶工場の皆さん(左から井手研治さん、妻の久美子さん、山下さん、田島さん、中島里美さん)

 県内の茶の栽培技術等の向上を目的に、茶園の管理状況や茶樹の生育状況を評価する「平成28年度福岡県茶園共進会」の審査が11月28~30日の3日間で行われ、八女市黒木町の(有)井手製茶工場・井手研治さん(53)が農林水産大臣賞(煎茶園の部・最優秀賞)に輝きました。

 出品点数は、予選を勝ち抜いた煎茶園の部35、玉露園の部14、幼木園の部9の計58園。審査員は各茶園を巡回し、圃(ほ)場形態、環境管理、樹勢、樹体管理の4項目を厳正に審査しました。

 「平成8年に受賞して以来、2度目の受賞だったので、びっくりしたが、今回は従業員が一生懸命管理している茶園の受賞で非常にうれしかった」と受賞の喜びを語る井手さん。

 今回、大臣賞を受賞した茶園を主に管理するのは、従業員の田島朋典さん(43)と山下栄一さん(36)の2人。約2・5haの面積で「品種=やぶきた」を栽培しています。

 井手さんは、普段通りのこまめな手入れを徹底した他、去年の共進会で上位だった黒木町の生産者の茶園づくりを手本に、今年は、秋整枝(あきせいし)時に、例年より摘採面を少し下げての園づくりに取り組みました。

 井手さんは「今回の受賞は、従業員2人の頑張りが評価されたもの。今後も今年以上の品質を目指し、良いお茶を作っていきたい」と笑顔で話していました。

 従業員の2人は「上位を目指して管理作業を行ってきたので、うれしかった。今後も、さらなる高みを目指して頑張ります」と力強く話していました。

各部門の最優秀賞1席は次の通り。かっこ内は特別賞。

▽煎茶園の部=(有)井手製茶の井手研治さん(八女市黒木町・農林水産大臣賞)▽玉露園の部=(農)みどり園大渕の小山田幹男さん(八女市黒木町・九州農政局長賞)▽幼木園の部=松延伸治さん(八女市・福岡県知事賞)


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