JAが11月5日、農業に興味を持つ地域の人々に、農作物づくりに役立つ知識などを習得してもらおうと開かれた平成28年度(第6期)「今こそ農業塾」が閉講式を迎え、20~70歳代の男性17人、女性12人の計29人の塾生が卒業しました。
農業塾は、全11講座で4月から月に1~2回土曜日の午前中に開催しました。
講義では、JA営農指導員を講師に、主要野菜の栽培・管理についての基礎知識をはじめ、ほ場での栽培実習や視察を行うなど家庭菜園から本格的な農業にまで対応できるよう幅広い分野の講義を実施しました。
八女市のJA就農支援センターでの講義の他に施設内のほ場を使っての土作りから栽培、収穫と現地実習も行いました。
閉講式では、塾生に修了証書を授与。塾生は講義を振り返り「農業の事を全く知らない状態での入塾でしたが、基礎から分かりやすく教えていただき野菜作りの一歩が踏み出せたかなと思います」、「今こそ農業塾で学んだことを生かして直売所等に出せるような品質の野菜を作っていきたい」、「講義で習ったように毎日、こまめに畑に出向き畑の状態を把握して、良い野菜を栽培していきたい」などと笑顔で話していました。