JAぶどう部会は11月4日、希少価値の高い2度切りブドウ(品種=巨峰)を福岡・広島の市場へ614kg初出荷しました。
2度切りとは、5~6月に収穫したハウス栽培の園地で年内にもう一度収穫を行う栽培方法。収穫が終わった6~7月に枝を剪定し、日照時間が長い夏場に枝を伸長させ翌年の花芽を着けさせ収穫します。県内では当部会のみが行っています。
全国的にブドウが少ない11月に巨峰が味わえることや夏場に出荷する巨峰に比べ若干粒が小さく食べやすいこと、また、糖度も17度を超え消費者からの人気も高くなっています。出荷期間は11月下旬までの約1か月間で季節限定品となります。
平成28年産は、生産者8人で270aに作付けし、出荷量は4tを見込んでいます。
JA担当職員は「色付きや玉太りともに良好。また、食味も良好で高品質に仕上がった」と話しました。