JA矢部地区センターで、8月末から大粒でほど良い酸味と甘味が特徴のブドウ「ピオーネ」の出荷が始まりました。平成28年産は、生産者の徹底した栽培管理により、色つきや玉太りともに良好。また、一日の気温差が激しい高地での栽培環境を生かし、高糖度で非常に実の締まった果実ができています。
現在、矢部地区では、6人の生産者が「ピオーネ」を栽培しており、年々増えています。JA矢部地区センターは、生産者の所得向上を目的に今後も振興していく考えです。
9月1日には、試食会を開き、矢部地区のおいしい「ピオーネ」をPRしました。
今後、矢部地区産「ピオーネ」の出荷は9月いっぱいまで続き、500kgの出荷を見込む。
生産者の1人、新原一義さんは「今後は、矢部地区でのブドウ生産量を増やしていきたい。そのために、他の生産者にも働きかけて、ブドウ生産者を増やしていきたい。また、矢部地区のブドウ栽培に適した環境を生かし、高品質なブドウを作っていきたい」と意気込みを話していました。