JAリーフレタス部会は、9月15日、八女市で若手生産者育成に向けた播種講習会を開きました。高品質なリーフレタスを収穫するために重要な、播種から育苗までの栽培管理を徹底することで、安定した収量の確保を目指します。新規栽培者など部会員約20人が参加しました。
講習会では、JA園芸指導課の担当職員が、は種と育苗のポイントについて、実演しながら説明しました。は種では、レタスの発芽適温が15~20℃であるため、その時期に合わせて播種することや、高温期は、午後からは種をすることで、適温に近づき発芽が安定することについて確認しました。育苗では、根がしっかり回った苗姿を目指すため、①朝と昼を中心にかん水すること、②育苗ハウス内では多湿を避けること、③霜に弱いレタスの特性を考慮してハウス内の開閉など、温度管理を十分にすることーなどについて申し合わせました。
同部会は、令和2年産を70人が56haに作付けします。収穫は10月下旬から始まり、翌5月下旬まで続く見込み。田中秀典部会長は「苗半作と言われるほど、苗の出来がそのまま収穫量につながる。大事に育てて収量増につなげてほしい」と話していました。