JAぶどう部会黒木地区の青年部員らが、8月25日、自らが管理する黒木町の約15aの苗床ハウスで、ブドウ「シャインマスカット」を収穫しました。計1,100房を収穫し、うち30房を地元の黒木西小学校4年生児童へ贈呈しました。
青年部員と同小学校児童は、毎年6月にブドウの摘粒体験、8月に収穫体験を通して交流していますが、今年はコロナ禍により自粛しました。児童たちに、地元特産のブドウに変わらず親しんでほしいと贈呈を決めました。部員17人が協力し、荷詰めまで行いました。
部員らは、自らの栽培技術の向上ととともに、児童らにおいしいブドウを届けようと、昨年からブドウの「房づくりコンテスト」に取り組んでいます。理想の卵型をした房づくりを目指し、6月中旬に行う摘粒作業を中心に1人3房ずつ管理。この日収穫したブドウを、部会の支部役員が粒張り、房型、房締まりなどを基準に審査し、優勝から3位までを決め表彰しました。
同地区の加藤聖二部長は「部員が腕を競い合って育てたブドウを食べて、暑い夏を乗り切ってもらえるとうれしい」と話していました。