
日本一の生産量を誇るJAたけのこ部会で、12月から出荷が始まったタケノコの出荷量が日量平均25t近くになるなど順調です。
平成28年産は、昨年11月からの降水量が多かったため順調に生育しており肥大・品質ともに良好。生産者の徹底管理や天候にも恵まれたことで、28年産は昨年の出荷量1,700tを大きく超える2,600tを見込んでいます。
JAでは、3月中旬から出荷箱の規格を2kgから4kgへ変更。さらに3月下旬から、1カ所の集荷場で行っていた出荷作業を複数の集荷場で行うなど出荷量増加に対応してきました。また、最盛期の4月中旬は多いときで日量100tを超えることや1本あたりのサイズが大きくなることを踏まえ、4月2日から10kg規格に変更します。出荷は4月下旬までを予定しています。
同部会では、表・裏年のない安定した生産量の確保に努めています。竹1本1本に、テープやペンで印や生えた年の数字を書き込み、竹の年号管理を実施。それを基に的確な伐竹作業を行うことで高品質なタケノコの安定供給を図っています。
5月上旬からは、地上2mほど伸びた若い竹の先端部分から約50cmの長さに切った、シャキシャキとした食感の「穂先タケノコ」の出荷が始まります。