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ブドウ「博多ピオーネ」出荷順調

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高糖度に仕上がった「博多ピオーネ」
高糖度に仕上がった「博多ピオーネ」

 JAぶどう部会で5月18日から始まった、ブドウ「博多ピオーネ」の出荷が順調です。

 「博多ピオーネ」は、JA管内で生産する黒ブドウでは「種無し巨峰」に次ぐ主力品種です。巨峰よりも大粒で酸味が少ないのが特徴。歯触りの良い食感と上品な風味から、幅広い世代の消費者に人気があります。

 福岡県最大のブドウ産地で、県内系統販売シェアの6割を誇る同部会では、部会員315人のうち131人が2,323aで「博多ピオーネ」を作付け。9月下旬まで計292tを、福岡・広島・関西などの市場に出荷します。

 令和2年産は、春先の温暖な天候に加え、朝晩の適度な冷え込みもあり順調に生育。また、生産者の徹底した栽培管理により、色つきや玉太りともに良好で高糖度で実の締まった高品質なブドウに仕上がっています。

 筑後市でピオーネや巨峰を栽培する橋本浩徳さんは、この日、JA稲富選果場に約335kgを持ち込みました。橋本さんは今年産ピオーネの出来について「今年産は例年以上に糖度が乗った甘くておいしいブドウに仕上がった。夏に向けて出荷量も増えていくので、最後まで高品質なブドウを出荷していきたい」と自信を見せています。

 JAでは、集荷場で荷口ごとに糖度17以上、酸度0.7%以下の基準で検査を行っており、厳選した博多ピオーネのみを出荷します。


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