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九州有数の産地で梅出荷始まる

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集荷される小梅「光陽」
集荷される小梅「光陽」

 九州有数の梅産地の、JAうめ部会で、5月11日から、令和2年産梅の出荷が始まりました。初出荷の11日、立花町のJA立花中央選果場では、小梅「光陽」を約6t集荷。荷台いっぱいに梅を敷き詰めた軽トラックが行き交い賑わいました。同品種は5月いっぱいまで集荷が続き、最盛期では日量10tを超えます。以降は大梅「鶯宿」「玉英」「南高」とリレー出荷が続きます。6月中旬まで出荷量約230t、販売金額約9,400万円を見込みます。

 同部会は今年産を、95人が約36haに作付けします。今年産は、暖冬の影響で開花が早く、一部結実にばらつきが見られますが、全体的に品質は良好。生産者が高齢化で減り続ける中、ここ数年では販売単価も安定しているそうです。

 同部会では、出荷の際の梅の外観を重視するため、収穫の時期を見計らいながら適期防除に努めています。また、収穫では果実に傷がつかないよう丁寧に手作業で収穫します。

 JA園芸指導課の担当職員は「新型コロナウイルスの影響がある中、消費者には、健康食品としての梅に関心を持ってもらえるとうれしい」と話していました。


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