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新茶シーズン到来!祈願祭開き豊作・良質祈る

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広大な茶園に向かって祈願する神職
広大な茶園に向かって祈願する神職

 「福岡の八女茶」が新茶シーズンを迎え、JA、八女市、JA茶業部会八女支部などで構成する八女市新茶祈願祭実行委員会は、4月9日、「第48回八女市新茶祈願祭」を八女中央大茶園五社神社で開きました。全国有数の高級緑茶産地として、令和2年産の豊作と良質を祈りました。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、規模を縮小して開催。出席者約20人が全員マスクを着用して開かれました。神事では、神職が広大な茶園に向かって良質や豊作、農作業などの安全無事を祈願。また、齊藤信一実行委員長や鵜木髙春JA組合長、三田村統之八女市長らが玉串をささげました。

 今年産は、暖冬の影響で例年より早く生育が進みました。一昨年の干ばつの被害から樹勢が回復したことや、3月下旬の適度な冷え込みもあり、充実した新芽が順調に生育。齊藤実行委員長も「昨年の今の時期よりも今年の方が良い。色・味・香りと揃った高級茶の更なる振興に力を入れたい」と、高品質な一番茶の収穫に期待を寄せています。

 鵜木組合長は「八女茶はJA管内でも振興の柱となる作物。ウイルスに負けず、立派な八女茶が最後まで生産できることを願っている」と話していました。

 「福岡の八女茶」の初取引は、16日に八女市のJA全農ふくれん茶取引センターで予定されています。


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