JAでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休校となった子を持つ職員を支援しようと、各事業所へ子連れでの出勤を認めています。
対象は小学1年生から6年生の子を持つ全職員で、期間は3月9日~24日まで。臨時休校に伴い、自宅に子を残している職員や、業務上休暇をとることが困難で、自宅で子を見ることができない職員に配慮しました。
この日、筑後市のJA農産物直売所「よらん野」では、職員2人が計3人の子を連れ出勤しました。子どもたちは同直売所の休憩室を使い、宿題やゲームをして過ごしています。職員が定期的に声を掛け、手洗いやうがい、部屋の換気など協力して子どもを見守ります。11歳と8歳の子を連れて出勤した職員は「直売所の職員みんなが気にかけてくれるので安心して仕事ができる。会話も弾むので家に一人でいるより楽しそう」と話しています。
JA人事教育課の担当職員は「今後も感染の動向を踏まえながら、職員が安心して業務に臨めるよう、できる限り環境を整えていきたい」と話していました。