立花町の立花ワイン株式会社は、2月15日から同町で始まった「第31回夢たちばな観梅会」に合わせて、梅ワインを製造・販売しPRしています。九州有数の梅産地である同町で、生産者が収穫し、JAに集荷した梅だけを使用。観梅会会場にブースを設け試飲販売しています。また、工場に併設した直売所の他、「道の駅たちばな」、JA直売所「よらん野」などで購入が可能です。
梅ワインは、梅そのものを発酵しアルコールを作るので、梅本来の風味や香りが楽しめ、梅酒とは一味違ったさっぱりした飲みやすさが魅力です。1本500㎖で1,370円。アルコール度数は6%。収穫した梅の実をJAの加工場でつぶし集荷したものを、タンクの中で約1カ月発酵させます。その後、果肉やにごりなどを取り除きながら、ろ過を4~5回繰り返します。発酵が始まってから瓶詰めまで、全ての工程に約2カ月かかります。
地元産農産物を使用した季節のワインを多種製造・販売している同社の牛嶋竜也工場長は「今年の梅ワインは例年より香りが芳醇でフルーティーな味わいに仕上がっている。冷やして飲むことでより口当たりがよくなるので、季節の味を楽しんでほしい」と話します。
問い合わせは立花ワイン株式会社。八女市立花町兼松726。電話0943(37)1081、FAX0943(37)1610まで。定休日は火曜日。ワインは直売所で試飲も可能。ワイン工場の見学も受け付けています(要予約)。