筑後市のJA農産物直売所「よらん野」は、10月中旬から店内に特設ブースを設け、JA6次化商品を販売・PRしています。
ブースでは、約20種類の6次化商品を販売します。JAふくおか八女の商品を主に、JA柳川の「にら玉スープ」(フリーズドライ)、JA筑前あさくらの「中華スープ」(同)と、他JAの商品も販売。県内6次化商品を広くPRし、認知度アップを図ります。
展示では、JAグループ福岡の6次化商品宣伝隊長「ろくじかクン」や店内で販売する商品を写真付きで紹介しています。
現在、同直売所での売れ筋6次化商品は、八女産や九州産ミカンを使った缶詰です。「みかん缶詰」「甘夏缶詰」「しらぬい缶詰」の3種類を販売。上品な甘さと食べ応えのある食感が人気で、ギフト用に購入する消費者も多いです。他にも、八女伝統本玉露やイチゴ「博多あまおう」を使ったロールケーキや、「あまおうポッキー」、「八女茶ティーバッグ」など、地元産を使った商品が並びます。
また、紅葉や松ぼっくり、ススキ、柿のオブジェなどを配置し、来店者が季節を感じることができるよう工夫しています。特設ブースでの販売は、お歳暮商戦が始まる11月いっぱいまで続きます。
同直売所の担当職員は「遠方から来てお土産に買って帰る消費者も多い。6次化商品を通じて八女産や県産農産物をPRしていきたい」と話していました。
