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色鮮やか、リーフレタス出荷順調

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出荷されるサニーレタスを手に笑顔の平島さん
出荷されるサニーレタスを手に笑顔の平島さん

 JAリーフレタス部会で、10月27日から始まった、令和元年産リーフレタスの出荷が順調です。この日(30日)、八女市のJA稲富集荷場には、サニーレタス、グリーンリーフなど120ケース(1ケース4kg)が持ち込まれ、北九州と関東市場にされました。 

 12月中旬から1月に最盛期を迎え、多い日で日量約3,500ケースを出荷します。5月上旬まで続き、生産量820t、販売高3億円を目指します。

 同部会が出荷するリーフレタスのうち、サニーレタスは赤緑、グリーンリーフは濃い緑の葉が特徴。どちらも栄養価が高く、サラダなど気軽に料理できる葉物野菜の一つとして消費者に人気があります。

 今年産は、9月に発生した台風により育苗ハウスの倒壊やレタス苗の傷みなどの被害があったものの、生産者の迅速な事後対策、栽培管理もあって順調に生育。朝晩の十分な冷え込みもあり、色付き良く高品質に仕上がっています。

 同部会は、今年度は田中秀典部会長を中心に66人で51haに作付け。冬場の作業が少ない茶生産者を中心に構成しています。

 同部会では、JA独自の「農業生産基盤強化支援事業」を通して、生産者を支援。栽培面積の拡大に取り組んでいます。また、10月から同事業に追加された「19年8月以降に発生した大雨および台風等の被害を受けた生産者への復旧・復興支援」を通して、被災部会員の早期の経営再開、復旧・復興を図っています。

 他にも、播種・定植・収穫など、栽培時期ごとに講習会を開き、市場の要望に沿った規格や品質への統一、農薬使用履歴の提出の徹底による安全・安心のリーフレタス出荷に力を入れており、品質面での市場評価が極めて高くなっています。

 この日、集荷場に79ケースを持ち込んだ八女市の平島崇行さん(43)は「品質にこだわって栽培・収穫・出荷しています。新鮮でおいしいリーフレタスをぜひ食卓にどうぞ」と笑顔で話していました。


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