JA各地区のカントリーエレベーター(共同乾燥・調製施設・以下CE)などで、令和元年産米「元気つくし」の乾燥・調製作業が順調に進んでいます。
「元気つくし」は、JA管内で生産される米としては主力品種で、しっかりとした粘り気ともちもちした食感が魅力です。今年産同品種は、303haに作付けし、出荷量は約1,310tを見込みます。
現在、筑後市のJA筑後CEでは、2基の乾燥・調製施設が稼働しています。2号基は、今年4月に機能向上工事が完了。1号基も、令和2年3月に工事が完了予定です。機能向上した施設では、最新の大型循環式乾燥機を導入したことで処理能力が向上。また、精米機の機能も向上させ、より高品質な保有米を精米し、農家に届けるよう取り組んでいます。乾燥・調製後は、CEなどの各施設から、全農ふくれんを通して出荷・取引されます。
JA担当職員は「高品質な八女産米を有利販売できるよう、丁寧な作業を心掛けていきたい」と話していました。