JAで、10月1日から、令和元年産米「夢つくし」の検査が始まりました。八女市のJA東部農業倉庫では、10月4日、生産者が持ち込んだ新米884袋(1袋30㎏)分を、JA農産物検査員が検査しました。サンプル粒を1粒ずつ被害粒・未熟粒の有無などを厳正に検査した結果、2等米中心の格付けとなりました。
今後は、「元気つくし」「ヒノヒカリ」などの品種が順次検査され、JA管内のカントリーエレベーターなどの各施設から、JA全農ふくれんを通して出荷・取引されます。全体で約5,160tの出荷量を見込みます。検査は年内まで続く見込です。
今年産米は、田植え期の水不足や、出穂期の大雨などが懸念されましたが、生産者の管理により順調に生育しています。JA担当職員は「今年産は天候の影響で栽培管理に苦労したが、品質は上々だ。八女産米を多くの消費者にPRしていきたい」と話していました。