八女市のJA稲富集荷場で5月21日から、ハウス栽培のトウモロコシ(品種=恵味)の出荷が始まりました。この日は87箱(1箱=4・5㎏入り)が持ち込まれ、姫路市の市場へ出荷しました。
鮮やかな外皮に包まれ色良く育ち、粒が揃い、甘みが強いことが特徴のトウモロコシ「恵味」。平成30年産は、5月に入ってからの天候に恵まれ、例年に比べ生育が早く順調に推移。粒の詰まり具合・大きさともに良好で高品質な仕上がりです。現在は、ハウス栽培の物を出荷し、6月上旬からは露地栽培のトウモロコシの出荷にシフトします。
今後、6月下旬まで関西・中国・九州方面へ出荷が続き、6月中旬に出荷最盛期を迎え、生産者15人、作付面積約1・5㏊で出荷量4・5tを見込みます。
この日集荷場に持ち込んだ、穴見博紀さん(77)は「普段は病害虫防除など、栽培管理に気を付けています。「恵味」独特のみずみずしい甘さをぜひ味わってほしい」と話していました。