ＪＡ、八女市、ＪＡ茶業部会八女支部などで構成する八女市新茶祈願祭実行委員会が４月１２日、「第４６回八女市新茶祈願祭」を八女中央大茶園五社神社で開きました。
全国有数の高級緑茶の産地として名をはせる「福岡の八女茶」の新茶シーズンが到来。平成３０年産の良質な八女茶の豊作を祈りました。
約１００人が出席した神事では、神職が広大な茶園に向かって良質や豊作、農作業などの安全無事を祈願しました。また、松延伸治実行委員長や久保薫ＪＡ組合長らが玉串をささげました。
３０年産は昨年の秋口から茶園の状態も良く、春先の降水量もあり順調に推移。昨年以上の収量が見込まれています。
松延実行委員長は、平成２７年１２月に地理的表示保護制度(ＧＩ)登録を受け世界ブランド化が進む「八女伝統本玉露」について「伝統本玉露とともに、八女という地がブランド化することにも大いに期待したい」と話していました。
久保組合長は「ＪＡとしても栽培指導をしっかり行い、より高値で取引できるよう全国の八女茶ファンにＰＲしていきたい」と力を込めていました。
「福岡の八女茶」の初取引は、１６日に八女市のＪＡ全農ふくれん茶取引センターで予定されています。