福岡県茶業青年の会(会長:原田竜二さん)が3月5日、八女市のJA全農ふくれん茶取引センターで「第40回福岡県茶業青年の会総会」を開きました。
同会は平成30年度の基本方針として、「福岡の八女茶」ブランドの更なる確立や安全な良質茶の生産とPR強化、県茶業の更なる発展を目指すことを定めました。
総会には、約60人の会員が出席。29年度事業・活動報告や各種品評会・共進会の成績報告、30年度事業計画など3議案すべて承認しました。
褒賞授与では、29年度に行われた各種品評会・共進会における受賞者が発表され、全国茶品評会玉露の部で農林水産大臣賞を受賞した久間正大さん(39)が代表して謝辞を述べました。
久間さんは「受賞できてびっくりしたし嬉しかった。今後も若い人たちで、八女茶生産を盛り上げていきたい」と抱負を語りました。
来賓あいさつで、久保薫JA組合長は若い生産者に向けて「先代から引き継いだ伝統に敬意を払いつつ、時代に沿った茶経営に希望をもって取り組んでほしい」と励ましの言葉をかけていました。
同会では、30年度の事業計画として、各種研修会、消費宣伝の推進、茶関係のイベントへの参加、新茶フェアなど他団体と一体となった八女茶のPR活動などを予定しています。