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八女郡広川町の石橋勝美さん(77)が育てた、アメリカフヨウの大輪の花が、その大きさと美しさで地域住民を魅了しています。花の直径は約30cmで色はピンクと白。草丈は1m。石橋さんによると、現在がちょうど見頃で、8月いっぱいまで咲き続けるそうです。
イチジク農家の石橋さんは、近所の住民や家の前を通る人に見て楽しんでもらえたらと、約4年前から、道路脇にある自宅の畑に苗を植え、育てています。毎年花を咲かせていましたが「今年こんなに花びらが大きくなるとは思わなかった」と驚きを隠せません。
アメリカフヨウは、北アメリカ原産で、在来種と比べて、3倍近い大きな花をつける特長があります。
植え始めた時に1本だった茎は、株分けして、現在4本。多い時には一度に10本の花を咲かせることもあるそうです。
石橋さんは「大輪の花は近所でも珍しい。栽培も簡単なので、もし欲しい人がいたら、株を分けて一緒に育てながら楽しみたい」と、はにかみながら話していました。