JAキウイフルーツ部会は7月25日、八女市の立花会館で「平成28年度キウイフルーツ部会総代会並びに販売反省会」を開きました。真鍋博美部会長をはじめ部会員や市場関係者、JA職員ら約150人が出席し、28年産の生育概況や出荷実績、生産・販売面の今後の対策などを確認しました。また、功績を残した部会員への感謝状を贈呈しました。
29年産の生産対策として、レインボーレッドを中心に広域的に発生しているかいよう病の蔓延防止対策の徹底や悪天候にも強い屋根掛け栽培の実施、自家受粉用花粉採取機の導入推進、県育成品種「甘うぃ」の栽培技術確立・指数導入などを行い、部会全体の生産量向上を図りたい考えです。
また、販売面では、高糖度・大玉果等の区分集荷の徹底により選果選別の効率向上を図り、市場ニーズに応じて追熟処理量増やすことや早期生産量の把握による優位販売に努めることなどを確認しました。
真鍋部会長は「28年度は、生産面では天気に左右された1年だったと思う。販売面では、かいよう病の影響で収量こそ少なかったが、品質重視の高単価で販売でき、昨年以上の販売高を残すことができた。また『甘うぃ』の販売も始まったので、市場へのPRに努めていきたい」と力強く語っていました。