JAブルーベリー研究会が6月9日、JA星野地区センターで「平成29年産ブルーベリー出荷説明会」を開きました。適熟収穫や選果作業を徹底することで、良質なブルーベリーを出荷し、有利販売につなげたい考えです。
説明会では、JA職員が収穫やパック詰め、出荷作業における注意事項を参加者に説明。その後行われた目合わせでは、参加者は出荷に適した規格や品質について、実物を見ながら入念に確認しました。
29年産は、昨年よりもやや小玉傾向で、10日遅れでの出荷となったものの、品質は例年に比べて非常に良好。酸味と甘味のバランスがとれた高品質なブルーベリーに仕上がりました。現在出荷するのは食味が非常に優れているハイブッシュ系のブルーベリーでピークは6月下旬から7月上旬、7月下旬まで出荷します。また、大玉で収量性の高いラビットアイ系は7月中旬から収穫が始まり、ピークは8月、9月末までの出荷予定です。
ブルーベリー研究会は現在35人で、約1.5tの出荷を見込みます。JA担当職員は「ブルーベリーの大きな特長は、食味の良さ。収穫から出荷まで管理を徹底することでおいしいブルーベリーを消費者の皆さんに届けたい」と話していました。