
全国有数の生産量を誇るJAキウイフルーツ部会で11月5日から、「ヘイワード」の集荷が始まりました。
平成27年産は、全体的に中玉傾向で、6月、7月の生育期の気温があまり上がらず、樹への負担も少なかったため、果実は高糖度に仕上がり、品質は非常に良好です。糖度15以上のヘイワードは、博多甘熟娘(はかたうれっこ)として販売され、人気を博しています。
同部会は、部会員550人で230haに作付し、来年4月上旬までに、収量3100t、販売高12億4千万円を目指します。
部会発足以来、主力品種として栽培しているヘイワードは、食物繊維が豊富で、ほどよい甘味があり、大人から子どもまで人気のある品種です。
同部会では、食べごろのヘイワードを味わってもらおうと、市場からの注文に応じ、温度管理した施設で「追熟処理」を行ったヘイワードを出荷しています。11月下旬から選果作業が始まり、12月上旬から販売します。
12月1日から八女市立花町のJA立花中央選果場前の直売所で追熟処理されたヘイワードを販売します。